茅葺き民家について
茅葺きとは、アシ、ススキ、チガヤなどの長い繊維の葉や茎を持つ植物を材料にして葺いた屋根の構造の一つです。1940年以前では、日本各地で見られたが、材木価格の高騰や農村の過疎化、規制で新規建造が難しくなったことで、急激に姿を消し、自然形態のまま現存するものは珍しくなりました。古(いにしえ)の風情をそのまま留めた茅葺き民家は、当南加賀地区でも7棟しか現存しておらず、そのうち5棟が、ゆのくにの森に残っています。5棟は福井県から石川県に点在していたもので、いずれも築100年以上の貴重な建物ばかりです。